2006-06-16

サッカー観戦INナポリ


ちまたでは、ワールドカップの話題でもちきり。私も何度か観戦に行ったことがある。サッカー結構好きなんですよね。だって選手が男前ぞろいだもん。イタリアに住んでたときにナポリで観戦した。まだJリーグとかなかったんじゃないかな。フーリガンって言葉も知らなかった。スタジアムに入る時の規制があまりに厳しすぎてびっくりしたのを覚えている。飲み物は全部プラコップ。瓶やペットボトルだと投げた時危ないから。試合のことはあんまり覚えてない。そのあとの会場から友人の家まで帰るのが大変だったから。会場を出るや否や走らされたのだ。騎馬隊の警察の指示に従って。なんでこんなにサッカーの選手みたいに私たちも走んなきゃいけないんだろうってくらい。あとからニュースでわかったのだがその日ミラノから来ていたフアンに地元のナポリの子が因縁をつけ三人亡くなってしまったのです。ナポリはなかなか柄の悪い町でした。走ってる車はどれも信号を守りません。なので感覚で信号曲がらないとだめです。車を駐車したらみんな自分の車のハンドルやコンポを肩に担いで歩いています。そうしないと、車ごととられるのです。はじめて見たときにはそれを持っている人がみんな泥棒さんかと思いました。一人でタバコも買いにいけない町でした。そんな町で夜、友人たちとお出かけしてて帰りに友人の車の中に先に乗って待っていたら、一生懸命私たちを捜している。もう乗って待ってるよ〜!と言うとゲラゲラ笑われた。物騒なナポリではあえて車の鍵を誰もしない。私たちは友人の車の一台前の他人のくるまに乗って彼らを待っていたのだ!あ〜れ〜

0 件のコメント: