2012-12-31

大晦日と言えば…


何日か前に、
19才のきゃりーぱみゅぱみゅが、
来年は二十歳になりますが、
どんな心境ですか?
と、インタビューされてて
『なんか、大人ってめんどくさそうなことが多そうですね』
と、こたえていた。

おぉ!その通りだよ!
その御年にしてそのことに気づいているとは
やはり大物!


だれが二十歳そこらでそんなことを
頭の片隅にでも思っていようか。
ま、
私はそんなこと米粒のかけらも思ってなかったかもしれない。
そんなことより
遊ばねば!
踊らねば!
呑まねば!
の二十歳だった気がする。


それは大晦日の夜でもそうだった。
実家が福岡にある連中は
どこに行くともなく集まり、
寂しく人気のなくなった
西通りのクラブや
知ってる顔しかいないじゃんって感じの
川沿いのバーをクラブモードに切り替えての
お店総乗っ取りの
年越しパーティー。


あぁ、みんな若かったねぇ




2012-06-23

シンガポールにて

トルコへ行く前後に
トランジットでシンガポールによりました。

トランジットと言っても
滞在時間20時間。
これは楽しむしかないのです。
空港から地下鉄に乗り、タクシーでサントーニ島へ行く
ロープウエイ乗り場の入り口まで行き、
島へ渡って南国気分を満喫してきました。

島の中のバスは全部フリーです。
そして
ユニバーサルスタジオも
カジノも
ショッピングモールも
動植物園も
映画館も
ありとあらゆる娯楽施設がありました。








 ハチドリ♪
 イカすに〜ちゃん♪

 海を見て、もうイスタンブールの海を懐かしがっている私。

 次は、どこに滞在しましょうかねぇ〜
海が見えるプール付きコテージ。

昼ご飯の後は
町中へ
足指マッサージに行ってきました。
 世界中どこでもある
中華街
 夜には
映画『セカンドバージン』のラストのシーンで使われた
オフィス街の中にある屋台村。
周りには世界レベルの超高層ビルが林立しています。
そして、シンガポールで働く
Yちゃんとの再会。


冷たいビールと
おいしい屋台料理とともに
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

Yちゃんの印象的だった言葉
『以前日本にいた頃、
外人向けの雑誌の取材で出会った
どこかの国の彫刻家の方がこう言ってたんです。

”世界中に友達を作って、
その友達と時々 出会ったり、
連絡をし合って仲良くしていれば
世界に戦争なんかおこらず
みんな仲良く楽しく生きていけるはずだ”
って』

うん、私もそう思うよ
そう相づちを打って
シンガポールの楽しいひとときは過ぎていった。

2012-06-02

再び イスタンブールへ

アンカラを後に
また、バスはひた走ります。
夕方頃に到着予定の必ず渋滞するであろう
週末のイスタンブールを考慮し
ドライブインで昼食。

『甘くないヨーグルト』
(さすがヨーグルト発祥の地トルコ、ほぼ、朝昼晩出てきました。
もともと、自家製豆乳ヨーグルト
(免疫力がつき、除染力あり、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞に効くといわれている)
を毎日食べている私、乳酸菌で調子良かったです。)

『ハンバーグみたいなキョフテ』
(お店で出している、ナンのハンバーグをふと思い出し、
ちょっと現実に戻ってしまい変な気分)

『そして甘い甘いスィーツ』
(いや、トルコのスィーツは甘いんだ!!猛烈に!)

 




昼食の後の休憩場所は
サパンチャという名の美しい湖のほとり。
トルコのドライブインってどこも素敵だったなぁ


走りに走りまくったバスは
都会っぽい景色を徐々に車窓にのぞかせだしました。
この大きな陸橋は
日本の技術も加わって作られたんですって

そして、連日晴れの
スーパーつきまくりの私たち一行は
予想していた渋滞に巻き込まれることもなく
トルコ最大の都市
イスタンブールへ到着しました。



 黄昏時のイスタンブールに迎えられた私たち
川岸のそこここに
まもなく始まる『チューリップ祭り』の準備かのように
花が咲き乱れています。
ちなみにチューリップはトルコの国花で
トルコがオランダにたくさん進呈してから
オランダもチューリップがたくさんの国になったんだよ〜
(と、ガイドさんから聞いた)

夕食はドネルケバブ
羊の脂でかおりをつけて焼いた牛肉料理
この匂い、もうなれた…
それにエフェスビールはどこでもおいしいし。


夕食後、バスに戻るときに
道ばたにころんと落ちていた
5リラ札を拾った。
『なんてトルコっていい国だろう〜お金を私にくれたぁ〜』
って言いながら、バスに乗り込んだら
昨日の私のスィートルームを知っている同行者たちは
『どこまで運がいいんだ!!」
と、大笑い。
いや、いい国です、トルコは!


ホテルの部屋に戻り、
今夜しかないぜ、イスタンブールの街に繰り出すのは!!
と、気持ちはせいたのだが
なんせ体がボロボロ…
シャワーを浴びたら
ことっと出かけることもなく寝てました。トホホ


さて、翌朝です。
まずはブルーモスク。
美しいです。

入り口には、この国中、
どこでもこんな感じの
のたっと、温厚なシェパードくんのお出迎え。
やっぱ、そこにいる犬や猫で
その町の様子が分かるなぁ〜
モスクに入るときには
ミニスカートや短パンなどは、お控えください。
そういう格好をされている方には、
入り口でパレオ(のようなもの)を
腰に巻いていただきます。
そう言っていたのを覚えていて
あえて短パンを履いていった。
で、巻いてもらったブルーの腰巻き♪
モスクの中はあまりにでかいので、
M本のお父さん見たいなこんな風に、寝転んで写真がとりたくなるのです。くすっ

あぁ、美しかった、ブルーモスク
もう少し、ゆっくり滞在したかったなぁ。

そして次に向かうは
トプカプ宮殿。
宮殿だけあって、
どれだけ庭園も美しかったことか。


宮殿の入り口付近で出会った少年少女たち
『写真とらせて!』
『名前はなんていうの?』
まるでアイドルのような対応を受け
上機嫌の私。
が、この後 同行の皆さんを大変お待たせしてて
添乗員さんから『急いでこっちへ来てください!』
と、お目玉を食らった…(笑)


宮殿内のカフェで一休み
いやぁ、すてきなところでした。
次に来た時にはここでゆっくりして
ご飯も食べたいなぁ〜


ね、ご満悦でしょ?


昼食は
アガサクリスティーや
たくさんの作家や映画人が愛した
オリエント急行の最終駅のレストランで。

汽車の形をしたバーが
飲み物を運んできてくれます。
飲み物の置き方も気が利いてるの。




午後からは
グランバザールへ
ものすごい人ごみ
やっと都会にきた気分。

かわいい貝細工のピアスを買ったり
総刺繍のブーツをゲットしたりしました。
しかし、売り子の兄ちゃんたちのエロかったこと…(笑)
行ったらわかるよ、どんな風な感じか!

このグランバザールを出る頃に
雨が降り出しました。

同行者の一行の大部分は
この後、ボスフォラス海峡クルーズ。
みんなから
『なんでこのオプションに申し込まなかったのぉ?』
と、聞かれたが
どうしても自分の足でイスタンブールの町を闊歩したかった私。

しかし、ものすごい雨…

もちろんスケジュール変更なんてありません
5時間後の待ち合わせ場所の
エジプシャンバザールの入り口近くで
ポロンとバスから降ろされました。

雨合羽を着て折りたたみの小さな傘をさして
歩き出しました。

まずはエジプシャンバザール。
週末なのと雨なので
入り口付近はものすごい人ごみ
ラッシュのときの渋谷駅の改札並みかな。
まいった…
(もうすっかり田舎もんやけんねぇ〜)


ガイドさんから
困ったときや、最後の待ち合わせの頃には
エジプシャンバザール15番のエドさんのお店に行くように
と、おしえられていて
まずはその場所を確認し

歩く歩く歩く…
ただ、もんのすごい土砂降りで
お店に入って品物を吟味するなんて余裕が出てこない。

しかし歩いたなぁ、
ひとりでただもくもくと…
4時間

歩きに歩きまくって
(次は晴れた日にゆっくり回りたいなぁ〜)
待ち合わせの6時まで後一時間、
カフェに入って一服。
土砂降りの中、歩き回った
大好きなラッセルのショートブーツは
飴色に変わり
子供が水たまりで遊んだ長靴のように
中が水でギュッポンギュッポンいってる。
さみぃ〜
チャイと甘いパンで
生気をとりもどす。
初めての街での
ものすごい土砂降り
変な感じで疲れた。

その後、15番のエドさんのお店に早々に戻り
みんなと合流できるのを
心細く待つ。
と、
お店の地下で待たしてもらっていたんだけど
お兄ちゃんたちのバケツリレーが始まった。
どうもこの雨、尋常ではないらしい。
地下の洗面所(らしきもの)の下水溝から水が溢れだし、
お店に支障が出ないように
あふれた水をためてはためては
1階までバケツで運んで外に流している。

やっと約束の集合時間が来て
いつもの同行者の皆さんと出会えたときには
なんだかほっとして嬉しかった。

そして最後の晩餐に向け
レストランへ。
バスの窓からは腰の高さほどの水が
歩道でゆたゆたしている。
ガイドさんも、こんなことは滅多にないです。と
言葉を失っている。
ひやぁ〜、大当たりだったなイスタンブール。

大雨の中
最後の夕食をとりにレストランへ。
雨で体が冷えていたので
この夕食は嬉しかった。
白身魚のトマトスープ煮


ホテルにもどり、
何とも名残惜しい
イスタンブールの、
トルコの最後の夜は更けていったのでした。


まもなく旅立つ日の朝のコーヒーは
別れのコーヒーなのです。
寂しいなぁ
こんな日の朝食は
この国がどれだけすばらしかったかの感慨に浸らねばならないので
一人でひっそりとりました。

あぁ、ついにトルコとお別れです。
空港で手続きを済まし
今回の現地ガイドさんと、それぞれ写真撮影。
この方のおかげで
トルコのことがとてもよく理解でき大好きになりました。
優秀な人だな、
みんな大好きだった。
もちろん、私も。
よし、また行くぞ!
必ず!

2012-05-26

首都 アンカラへ

カッパドキアを後に
バスは首都アンカラへ向かいます。

途中、塩の湖トゥズ湖へ寄りました。
はい、もちろん舐めてみました。
確かにしょっぱかったです。
湖のふちにころころ転がっている
塩の結晶も拾ってきました。
ここって夏になると真っ白になって
暑いのに雪景色のようになるんですって。
バスの窓からは延々と地平線まで続く
田園風景が続きます。

長い長いドライブの末
やっと首都のアンカラに夕方近くにつきました。
いつものようにホテルのロビーで
添乗員さんからそれぞれの部屋のキーをもらいます。
今回は201

エレベーターで昇っていって
廊下を見ると突き当たりの部屋。
鍵を開けて部屋をのぞくと
ん?ベッドがない

 なんだ?

このソファの部屋を抜けると小部屋が…
(トランクルームね)
んで、そのトランクルームを抜けるとこのベッドルーム。

ここ、これはもしかして、
スィートルームってやつなんだろうか?
なんせ今までそんなところに縁がなかったもんだから
解釈ができない。
夕食のときに、
仲良くなったN村さん夫妻に
『なんか、今回のホテルはすごいですねぇ』
とたずねると、
『あれ、ちょっと自分たちのと違うみたい〜』
『ちょっとこの食事の後に私の部屋、見に来てくださいよ』
そう言って促し、
部屋にやってきてもらうと、
『マコちゃん!
(この旅でも皆さんにそう呼んでもらってた)
これはスィートルームだよ!
ほれ、風呂もジャグジーじゃない!』

これはここで今晩楽しまないと!
ということになり、
近所のスーパーにワインを買い出しにいく。
(決してルームサービスなどはとりません 笑)

 あぁ、この部屋で一緒に楽しんでくれる人がいてよかった。

なんかさぁ
どんな豪邸持ってたって
どんな素晴らしい部屋に泊まったってさぁ
一緒に楽しんでくれるひとがいないとだめさねぇ
つくづく…

 夕日が沈むのも
朝日が昇るのも見える
この素晴らしく美しい部屋を堪能し

翌朝は
現代のトルコを作った
“トルコのお父さん”の意味を持つ
トルコ人の大切な場所
アタチュルク廟へ
神聖な朝のセレモニーには
容姿端麗な
(いや本当に…トルコのスーパーイケメンはここにいます。)
警備のおにいちゃんともに神聖に行われます。


あぁ、この行進に
どれだけついていきたかったことか!(笑)

このアタチュルクという方
本当にトルコの人たちが、
どれだけ大切にしていて
かつ、
偉大な方だったんだなぁというのが伺えます。
この施設の地下には
彼の今までの経歴と
その時々に嗜んだ調度品が
いくつもいくつも飾ってありました。
日本の明治天皇ともゆかりが深かったらしく
また新たに調べてみたい歴史上の人物が増えました。

さて、旅も終わりに近づいてきました。
このあと、イスタンブールへ向かいます。