2009-04-24

まもなく


まもなく、
私の大好きな五月がやってくる。
たまらなく大好き。
庭のジャスミンが咲き出し、
近所のそこここには、アイリスのすっとした花が顔を出す。
風も薫る五月。
車を運転していても、お店で働いていても、お友達とおしゃべりしていても
自分がelle decoの中か、映画のワンシーンの中にいるような豊かな心地よさを憶える。

五月生まれなんです。
この月にうまれたことがとっても嬉しい。
うまれた年もうまれた月日も、時間もすごく気に入っている。
午の年、午の刻うまれ。テカテカの太陽っこ。
誕生日占いの、この日生まれのタイトルは”自然な魅力のある人”
この日生まれの人への、瞑想の言葉は”教師とは、自分の力で勉強することを生徒に伝える人”(頑張ります。笑)

誕生日のその日がやってくると
もう、何年くらい前からだろうか
あるひとつのコトをすることにしている。
それは両親に”この世に産んでくれてありがとう”
と、伝えること。
面と向かっては恥ずかしいので、電話する。
そう伝えると、本当に嬉しくってありがたくって涙がぽろぽろ出てくる。

そんな五月生まれの私です。

2009-04-18

久しぶりにCDを買った


久しぶりにCDを買った。

いいね、CD買うのって、
一回しか出来ない開封作業。
音源をオーディオに入れて、ゆっくりとライナーノーツを読む。
この中でしか知ることが出来ないネタの宝庫や
原文の詩、そしてその意味を確かめて歌声を楽しむ。
忘れてたなあ、こういう楽しみ。

昨今は、”これ聞いてみて〜”と言っていただく方が多かったCD。
服でも靴でも本でも、何でもそうだけど
やぱり自分で買って楽しまんといかんね、
大切にする度合い、そのものに対するリスペクト具合が全然違う。
ダウンロードだと、その曲がどうやって出来たのか
なんか、ミュージシャンへのリスペクトが少なすぎる気がして
なんだか味気ない気がする。


昔はよくCD買いに走り回ったもんだったなぁ。
渋谷や六本木のWAVEや、HMV、ライオンレコード(だったっけ?)、
新宿西口にある、中古レコード屋さん。
ワールドミュージックコーナーに何時間も入り浸ってた。
渋谷のWAVEでは、よくYOUちゃん
(当時はフェァチャイルドのYOUちゃんだった。)
もゴロゴロしてずっとCD屋に居着いてたな。

レコードからCDにに切り替わるときのタワレコでは
minouと一緒にロックの名盤レコード山ほど買いあさったな、懐かしい。
まだ、あの頃のレコードとっててくれてるよね?
なかなかあの当時はレゲエのレコードなんてどっこも扱ってなくって、
高田馬場のオパス1だったっけな、
あそこで、ジャネットケイのレコード見つけたときは嬉しかった〜
ヘップトーンズの“sea of love”なんか、ロンドンの道売りかなんかで
テープで見つけて、飛び上がるほど嬉しかったし…


ワールドミュージック好きが高じて
わが弟にも、
”レゲエとかスカ聞こうよ〜、ワールドミュージックだよ〜”
と小生意気なことを抜かし、
大学を卒業する間際まで、彼がバイトで働いていたCDショップに
そのままいることにおおいに賛成した私だった。
結局そのままCDショップに在籍したことは結果よかったみたいで、
その後めでたく正社員となり、仕事でグラミー賞が見に行けるまでとなる。
えがったえがった。

そんな彼が、私がイタリアに住んでいたときにとっても素敵なプレゼントをくれた。
レゲエ好きな私たち、
ホームシックでめそめそしている私に、彼から一通の手紙。
中身はBob marleyの"no woman no cry"(泣かない女はいない)
という歌を彼自身が独自で和訳をしたもの。

これ、泣けました。(今でも、私の大切な宝物のひとつ)


やっぱり音楽っていいよなぁ〜
no life no musicってよく言ったもんだ。


で、今回買ったCDはこれ!
Ultra Orange & Emmanuelle
いや、久々、ガツンと来ました。
ただ今、車の中で、チョーヘビロテ♪
ルースターズ+シナロケ&フランスのエスプリって感じです。
あえて、フランス人が英語で歌ってるとこがニクイです♪

2009-04-17

その人をつくってきたモノ


世の中には一人たりともおんなじ人なんていない。
うちの弟は双子ですが
小さな頃や今でも、とってもよく似ていますがそれは似て非なるもの。

人はその外見、中身が時間をかけて形成されていくもの。
いくつかの歳までは
たくさんの人に育てられてカタチつくられていっているけれど、
ある程度の年になってくると、
かなりの自己責任。

いえね、なんでこんなコト言うかっていうと、
先日(まだ、もう少し寒かった頃ね)
朝、近所のスーパーを歩いていたら
同業者の友人に会いまして、開口一番スーパー辛辣な一言、
”あれっ?マコちゃん、シルエットが今までと違うよ、太ったろ?”

ガビ〜ン!!
ムカッ!
(あんただってぇ〜×××!!!、と言いたかったところをぐっとこらえ)
”そうかね、いかんねぇ〜”
とそそくさに答えその場をさった。

いえね、わかってたんです。
はい、太りました。
正直なお言葉ありがとうございます。

その日より強化ダイエット&今まで以上の運動量に速攻きりかえ!

はい、おかげさまで、ただ今ほぼもとの体に戻りました。
ハ〜、あの時、ああ言ってもらってよかった。


と、いうことで、日々のからだなんて
自分で勝手に形成してるんですよね。
その体のカタチをキープするために
夜な夜なお酒を飲む。
そのおなか具合をキープするために
また、甘いものに手を出す。
その曲がった背中をキープするために
また同じ姿勢を保つ。

これは外見。
ま、中身も然りですわな。
誰がしろとも言ってない自分で選んだその仕事や状況で
その人の人格は出来ていく。
やる内容をコロコロ変える人は
そういうタイプの人。
何かの一貫性を持ってコツコツと仕事に打ち込む人は
その後にその道のプロとなっていく。
これあたりまえの事。

自ら選んで過ごしてきた時間と、
出会った素敵な人たちを大切にしていき
出会う人に不快感を与えない程度の格好をキープしていくと
その相手からも、自然と認められるようになっていき
素敵な会話が出来たり、素敵な行動がともに出来たりする。

そうやって
人生は豊かなものになっていくような気がするなぁ〜