2012-05-26

首都 アンカラへ

カッパドキアを後に
バスは首都アンカラへ向かいます。

途中、塩の湖トゥズ湖へ寄りました。
はい、もちろん舐めてみました。
確かにしょっぱかったです。
湖のふちにころころ転がっている
塩の結晶も拾ってきました。
ここって夏になると真っ白になって
暑いのに雪景色のようになるんですって。
バスの窓からは延々と地平線まで続く
田園風景が続きます。

長い長いドライブの末
やっと首都のアンカラに夕方近くにつきました。
いつものようにホテルのロビーで
添乗員さんからそれぞれの部屋のキーをもらいます。
今回は201

エレベーターで昇っていって
廊下を見ると突き当たりの部屋。
鍵を開けて部屋をのぞくと
ん?ベッドがない

 なんだ?

このソファの部屋を抜けると小部屋が…
(トランクルームね)
んで、そのトランクルームを抜けるとこのベッドルーム。

ここ、これはもしかして、
スィートルームってやつなんだろうか?
なんせ今までそんなところに縁がなかったもんだから
解釈ができない。
夕食のときに、
仲良くなったN村さん夫妻に
『なんか、今回のホテルはすごいですねぇ』
とたずねると、
『あれ、ちょっと自分たちのと違うみたい〜』
『ちょっとこの食事の後に私の部屋、見に来てくださいよ』
そう言って促し、
部屋にやってきてもらうと、
『マコちゃん!
(この旅でも皆さんにそう呼んでもらってた)
これはスィートルームだよ!
ほれ、風呂もジャグジーじゃない!』

これはここで今晩楽しまないと!
ということになり、
近所のスーパーにワインを買い出しにいく。
(決してルームサービスなどはとりません 笑)

 あぁ、この部屋で一緒に楽しんでくれる人がいてよかった。

なんかさぁ
どんな豪邸持ってたって
どんな素晴らしい部屋に泊まったってさぁ
一緒に楽しんでくれるひとがいないとだめさねぇ
つくづく…

 夕日が沈むのも
朝日が昇るのも見える
この素晴らしく美しい部屋を堪能し

翌朝は
現代のトルコを作った
“トルコのお父さん”の意味を持つ
トルコ人の大切な場所
アタチュルク廟へ
神聖な朝のセレモニーには
容姿端麗な
(いや本当に…トルコのスーパーイケメンはここにいます。)
警備のおにいちゃんともに神聖に行われます。


あぁ、この行進に
どれだけついていきたかったことか!(笑)

このアタチュルクという方
本当にトルコの人たちが、
どれだけ大切にしていて
かつ、
偉大な方だったんだなぁというのが伺えます。
この施設の地下には
彼の今までの経歴と
その時々に嗜んだ調度品が
いくつもいくつも飾ってありました。
日本の明治天皇ともゆかりが深かったらしく
また新たに調べてみたい歴史上の人物が増えました。

さて、旅も終わりに近づいてきました。
このあと、イスタンブールへ向かいます。

2012-05-16

in カッパドキア

朝、5:20にホテルのロビーに集合でした。
私にとっては、今回のメイン。
カッパドキア気球ツアー。
十数人乗りの車が迎えにきて
気球会社の待ちあい場で軽い朝食。

まぁ、それから7時まで
悪天候で気流が悪いらしく
待たされる待たされる。

一時は、今回は断念してくださいとの指令もわたり
旅の中の一日、
そんな日もあるかと
志半ばあきらめかけていた。

しかぁ〜し、
飛べるかどうかわからないけど
とりあえず、気球が飛び立つところまで行ってみましょう〜
ということに。

下から見ている分には
何の問題があるの?
と、いう感じだったのです。
あとで、どれだけ悪天候だったのかがわかりました。

なにゆえ、気球は飛びました。
それはそれは思っていたよりも大きくて、
気球のかごは4つに区分けされた16人乗り。
けたたましいボイラーの音とともに
大きな風船がどんどん膨らんで行きます。




 NYからやってきた
アラビアのロレンスのようなおじちゃんと同じかごでした。
いやぁ、寒いのよ〜

みんなでかごに乗り込んで
上がったよ!
もうね、なんか例え様のない爽快感。
気球っていいね。
月面のような広大なカッパドキアの大地を
360度(180どではありません、あえて)楽しめました。

と、隣に浮かんでいたドイツ人観光客が乗っていたメルセデス号が
山に吸い寄せられるように近づいて行って
かごごと山肌を削るように
ガガガガガ〜と山にぶつかって行った。
怖かったよ〜
気流がいきなり上昇したんだろうね。
結構怖い事故だった。
(後からこれに乗ってたドイツ人たちは、
『金返せ〜!』って気球会社に詰め寄ったらしい…)
 通常より短い時間ではあったものの
無事フライトを終えた私たちは
シャンパンで乾杯。
寒いんですけどね、充実感いっぱいでした。
 お昼は、洞窟のレストランで鮎料理でした。
なんか上手にできていたよ、この洞窟レストラン。
鮎も臭くなくておいしかった。
ほれ、ごきげんでしょ私。
 さて、お昼ごはんの後は自分の足で
カッパドキアを歩き回りました。
後ろに見えているのはラクダ岩。

 おじちゃんが、トル〜コアイス!
写真とって!というので、パチリ。
どうして、買わなくてもニコニコで
こんなに感じがいいんかねぇ〜

 でかいよ〜カッパドキア〜
歩いたら形が変わって行きそうなものなのに
お構いなしに歩かしてくれるトルコ。
大地もでかけりゃ、人もでかい!
あぁ、どんどん人生観が変わっていく!
私ってなんてちっぽけで
なんてちっぽけなことに
日々うじうじしてたんだと思う。

もりもりとカッパドキアの山を歩いた後は
なかよくなったNさんのご主人におねだりして
ビールをカッくらって
バスですとんと寝ました。

次に向かうは塩湖のトゥズ湖。