2006-06-28

ある夏の日に


ある夏の日に、友人から電話がありヨットに乗せてあげるから大原海水浴場までおいでと言う。友人と3人でボディボードを待って海岸まで行った。ヨットの底は深く海岸には寄せることができないため、ヨットまでそれで乗り付けようと思ったのだ。しかし一人の友人がフィン(足ひれ)を忘れたことに気づく。私は一人海へビーティング(ボディボードに捕まって足をバタバタさせて進む動作)して沖へ向かった。沖まででてしばらくするとライフセイバーのお兄ちゃんに声をかけられる。”波もないのにどうしたんですか?ながされてませんか?”私は”ちょっと人と待ち合わせをしてます。まもなく友人がヨットで迎えにきてくれるんです。”と答えた。するとライフセイバーの兄ちゃんが”ではお送りしましょう。”といってライフセイバー用の長いサーフボードの後ろに私を乗せた。ふたりして並んでパドリング(ボードに腹這いになって手で漕いで進む動作)その間私に見えるのはお兄ちゃんの割れたお尻。ふたりして進んでいると、おねーちゃんを乗せたモーターボートが近づいてきた。大丈夫ですか?と声をかけられこのお兄ちゃんに友人のヨットまで送ってもらってると伝えると、大変でしょうとモーターボートに乗せてくれた。かくして私はわらしべ長者のように友人のヨットにたどり着いた。

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