2009-09-10

運命の出会い


























今週の筋トレ http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/index.html
の週報で
(いや、なんともこの丁寧な文章の占いを
毎週末読むのがすっかり私の楽しみになっているんだけど)
こう書いてあって

『青空に大きな白い鳥、足元にピンク色のリボン、
遠くに見えるのは目指しているおおきな都市の影。
今立っている場所の風景は
そんな感じです。 …』

先日友人の家で朝目が覚めて
ふと景色を眺めていると

青空に一羽の白いサギが飛んで来て岩場にとまり
足下の岩の間にピンク色の蛸がへばりついている。
眼下からつづく海の先には岬とそこに立つ家々が見えている。

あれっ、今週の筋トレに書いてあった文章のまんまだと
一人思い出し笑いをしてしまった次第。


遊びに行った友人は同い年の丙午で
この夏にはじめて出会ったにもかかわらず
親、育った状況、親から譲りうけた時計など
かなりの共通項があり
その中でも一番ビックリなのは
彼女が10年前からフィレンツェ在住で
その住んでいる場所が以前私が住んでいた場所とものすごく近いと言うこと。

そんな運命の出会いのような彼女との話は
留まるところを知らず
これは他の人にどれほど丁寧に説明しても伝わらない事柄が
一瞬で伝わる心地よさ。
どんな種類の話をしても
お互いに理解しあう部分が大きいことの悦びを憶えた。

うれしい彼女との語らいの場所は
彼女たち家族が
夏のバカンスに数ヶ月過ごすという
海辺の別荘。
家の敷地内からそのまま海に降りて行くことが出来
隣の家々との間隔がいい感じで離れていて
まわりは森に囲まれている。
なんともすばらしい場所。

夜に朝にと家の周辺を散歩し
彼女の家を出るときに
”いってらっしゃい”
と彼女から言われ、もちろん
”いってきます!”
とこたえた。

帰りの道すがら
めったにこんな気分にならないのだが
また、あそこに行きたいと
ちょくちょくあそこに行きたいと
できる事ならば、いつか住みたいと
そう思った場所だった。

2009-09-04

好きなもの


彼は小さな頃から体が不自由だった。
リューマチで
彼が産まれたその頃に二人の兄姉を失った両親は
ただただ、彼が生きながらえてくれることをのぞんだ。

痛い体のまま育っていく彼に
人間の友だちはいなく
彼の友だちは
おじいちゃんのところで暖かく迎えてくれる
草木やそのまわりの虫たちだった。
大切で大事な友だちをずっと見続けることにより
彼の観察眼は
どんどん優れたものになっていった。

そんな彼が残していったスピリッツを
今でも築き上げようと
情熱を傾けている男性が
スペインから帰国した。

帰国したその日に脳科学者の池谷裕二氏との語らい
二人はかなりの同感を憶える。

その中の一節
人は長く見ているものに対して
いわゆる”愛”を憶える
長く接しているのだから
嫌いな訳は無い
そう思い込むらしい。

これは植物や虫が好きだった彼にも
相通ずるものがある。
だって、幸せな少年期の大切な友だちだったから。

人は幸せになる為に動く
それは、家庭を持つことであったり
恋愛であったり



本当の幸せとは?
と彼は問う

彼が作り出すものは
まわりの人が幸せになる為に作られていったもの

彼が思う本当の幸せは
人の中に自分がいかにして生きるか
というもの


そんな彼の心は、
今でも数々の職人に託され
数々の人の心を幸せにしている


彼、アントニオ・ガウディといまだに対話しながら
彫刻を続けている
外尾さんの話を聞いた今日だった。

20年前に行ったサグラダファミリァは
どんなに成長しているんだろう

2009-06-20

エドモン・ダンテス


エドモン・ダンテス
この名前を言って
はたしてどれだけの人が
“あぁ、あの、巌窟王のモンテ・クリスト伯ね”
と、答えてくれるんだろうか?

あぁ、岩波の赤
一冊450頁ほど、全7巻
読み終えました。
気分爽快!


やっぱり本はいいです。
以前、60歳を超える本好きな女友だちから
こう言って教えてもらったことがあります。

”マコ、どんなに年をとって、
ひとりになって孤独になっていったとしてもね
本だけは、いつまでも、友だちでいてくれるのよ”
と、


全くその通りな気がします。
本は、素敵な友人であり、
大切ないろんな事を教えてくれるし
数々の発見をくれる。

吉川英治の『宮本武蔵』
三島由紀夫の『豊饒の海』
梅原猛の『隠された十字架』
池沢夏樹『未来圏からの風』の中のダライラマとの対話
茂木健一郎の『クオリア降臨』
船戸与一の『山猫の夏』
檀一雄の『夕日と拳銃』
司馬遼太郎の『世に棲む日々』
亀井勝一郎の『思想の花びら』

ここいらあたりの作品が
私の心にかなり鮮明に残り、
生きていく意味や
人としてのあり方を美しい言葉とともに教えてくれました。

そして、今回読破した
アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』
舞台はマルセーユの港町からはじまり
豪華な、パリの社交界。(もう、いつでもデビューできそう。笑)
そして最後は、モンテ・クリスト島で、幕が閉じる。
全ての自由を奪われた主人公が
巌窟王となって巨万の富を得、
復讐劇を繰り広げていく中での
様々な人間模様。

この本を読み出したきっかけはいくつかあり
そのひとつに
『潜水服は蝶の夢をみる』というフランス映画の中で
この本の中の登場人物の名前を
映画の主人公が『私が、ノワルティエになるなんて!』
という一節があり、
はたして、このノワルティエとは?
もう、しりたくてたまらない訳です。

結局、巨万の富を得て
たくさんの復讐をこなしていく中で
モンテ・クリスト伯であるエドモン・ダンテスは
たくさんの人とふれあい
人生でものすごく大切なものを探し出すことが出来る。
いやいや、これは読んだものだけの醍醐味ってヤツです。
最後に素敵な感嘆符のついた捨て台詞で終わります。

『待て、しかして○○せよ!』 と、

この言葉の意味は
やっぱり読んだものにしか味わえない醍醐味ってヤツなんですね。
あ〜、たくさんのことを学ばせてもらった本でした。
おもしろかった!

2009-06-12

アフリカの旅


アフリカへの旅行
それも姉弟三人で。

かれこれ20年前だったら、よく三人でお出かけしてた。
でも、彼らもそれぞれに家庭をもった今では、あんまり無いこと。
ここは、多いに楽しまねば。

父から譲り受けたロレックスの時計に目をやれば
もう、お昼時はとうに過ぎてしまった。
”あ、その時計ねーちゃんがもらったんやねぇ〜”
マコトが、ポツッとつぶやいた。
ミノウは相変わらず、口数が少ない。
私の弟は年子で双子。
気がつけば、魔法使いサリーちゃんに出てくる三つ子の兄弟みたいに
三人ともお揃いのインディゴのTシャツを着てきている。
どうしたもんだろうか…


行く道先でライオンが獲物を食べている姿に出くわす。
あぁ、やっぱり本当にああやってムシャムシャと獲物を食べるのねぇ
と、妙に冷静に眺めている自分がいる。
大好きなゾウさんにはまだ出くわさない。

しばらくすると、目的地に着いたようで
前が少し禿げかかった、白髪で長髪、
上半身は裸で腰巻きのサロンをした、
もう長いことこの土地に住み着いているらしい日本人男性が
こちらへと、手招いてくれた。
木で出来たボロボロの家屋。
三階まで、階段をキシキシいわせながら上がっていく。
ガラスのない窓からは四方に赤い大地が見わたせる。


イタリアに住んでいた頃に
洗濯して干していたシーツを
真っ赤に染めるほどの濃い赤色を含んだこの土地の土煙は
シロッコという名をぶら下げて、遥か地中海を越えてトスカーナの丘まで
やって来ていたのだなぁと、ぼんやり思い出す。


ふと気がつくと、窓からの景色が変わっている。
ガタガタの床がきしみ、何が起こったのかよくわからない。
どうやら、この家と思っていたものは乗り物のようである。
大きなぼろぼろの木の固まりは
私たちを乗せてどこかへ向かっている。
まぁ、旅なんてなるようになれさと自然に身をまかせる。
辺りは暗くなってきた。


音楽関係の仕事につくミノウがエスコートしだした。
この木の家のような乗り物から降りて歩き出す。
なんだかガヤガヤしている。
お祭り?
ひとつの大きな建物に入ると、中は大きなクラブのようになっていて
ものすごい数の人がガンガンに踊っている。
が、暗くって黒い人たちばっかりなのであんまり様子がよく分からない。
あっという間にマコトは見えなくなった。
昔っからちょろちょろするタイプなので心配はあるまい。
ひとりで探索でもしているんだろう。


私は、ミノウのエスコートのままに会場を歩き回り
ひとつの建物の中を出る。
なぜにこんなところまで?
クロちゃんとチカちゃんが出店をしている。
チカちゃんと面識のあるミノウは子供のこと何ぞをネタに挨拶を交わしている。

そして次の建物へ。
どの建物も、普段はもしくは以前は教会として使っていたものだろう。
すごく天井が高くって、簡素なステンドグラスが月明かりに照らされている。


しまった、近くにミノウがいない。
そう、はぐれてしまった。
途方に暮れていると、遠くから黄色い声が聞こえてくる。
”キャァ〜、マコさんでしょ〜?!”
だれこれ?
黄色い声の四、五人の日本人女の子集団に囲まれてしまった。
勘弁してくれ。
適当に話しを交わしその場を逃れる。

あ〜.ミノウもマコッちゃんもどこへ行ってしまったんだろう…

ひとりの細身の男の子が私を見ている。
お互いに近づいていった。
”ここら辺をひとりで歩いちゃダメだよ。ライオンいるしね。
 ひとりで歩くときはやぎと一緒か、
 やぎがいるところまでなら歩いても大丈夫なんだ。”
”へぇ〜、そうなんだね。
 でね、私、弟たちとはぐれちゃったんだけど、どうしたらいいかな。
 乗ってきた乗り物も、見つからないの。”
”じゃぁ、ボクが送ってあげるよ。”
そういうと彼の傍らにあった、おんぼろのバイクを指差している。

彼の言うままバイクの後にのせてもらう。
私の行く先が、わかってるんだろうか?
ま、いいか、旅なんだし。

バイクの速度がゆるくなり小さな診療所のようなところにつく。
中に入るとそこは日本人が建てた病院らしく
日本人の写真が壁にたくさん掛けてある。
いくつかの病室を通り過ぎ
大きな部屋に辿り着く。
体育館のようなその部屋には処狭しとベッドが並べてあり丁度まん中くらいに、
マコトが寝かせつけられていた。
胸には小さな縫った後とわかる傷。
傍らにはすでにミノウがいる。
よかった、会えた。

マコトは電話機を握りしめて何やらしゃべっている。
”チョとだけでいいから、会いに来て。お願いだから!”
と、泣きじゃくっている。
きっと日本にいる家族に電話してるんだろう。
ちょっとの間の辛抱だよと心に思いながら眺めていたら



目が覚めた。

今朝方見た夢でした。

2009-05-16

雨ニモマケズ



昨日は、午後より
スーパー悪寒がしていた私でした。
体は熱くって寒い…
昼過ぎにいらしたお客様はシャットアウトしてしまい、
ホカホカカーペットをつけて毛布にくるまり寝込みました。


二時間後むりやり復活
だって、3年前に滋賀県からやって来た
まもなく90歳を迎えようとする祖母を囲んでの
初めての家族での外食。
楽しみにしているおばあちゃんを裏切ることは出来ないのです。


野を超え山を越えて実家へ。
みんなで、出かける間際になって
歩くのが億劫な祖母は
やっぱり私は家にいるというのをせっつき
家族で鶴田の美味しいお魚を食べさせてくれる
徳へ

うちの家族は
すばらしいくらいに、それぞれがマイペース。
祖母、父、母がいっぺんに話しかけるのを
聖徳太子のように聞かなければならない私がおり、
お店の方が大笑いしていました。





あけて、今朝は
祖母が、世界一だと賞賛する
朝ごはんをみんなで。
毎日毎日うちの朝ごはんは
私たちが小さな頃からこんな感じです。
日曜日だけが和食。
この朝ごはんがうちの”いつでもOK朝ごはんのルーツなのかもしれません。


お誕生日のプレゼントに
母が娘時代から部屋に飾っていた
宮沢賢治の詩の額をもらいました。
大好きな詩です。

ソフイフモノニ私ハナリタイ

2009-05-03

はじめてです



はじめてです。
いわゆる芸能人、有名人と言われる方が亡くなったのを知って
泣いたのは…

この人からどれだけのことを教えてもらっただろう。
フォーク、ロック、パンク
ファッション
恋愛
勢い、ぬき
スポーツ
こころ


はじめて出会ったのは、中学生の時。
学生鞄の裏には、コンサートで買った、RCのステッカーが誇らしげに貼ってあった。
コンサートに誰よりも派手な格好で行きたくって、友だちから服を借りまくっていったっけ。
彼らがとまっている西鉄グランドホテルまで追っかけたこともあったなぁ〜
サンパレスでの講演のときには、
どうしても最前列がとりたくって
みんなで、コンロまで持ちこんで会場の前で一夜を明かした。
イタリアでは、彼らの衣装を作っていたというミッちゃんにも出会えた。
あぁ、何度この人の歌を聴きに
足を運んだことか。

すばらしい人だった。
素敵な人生だったんだろうなぁ〜
ありがとう、清志郎
これからもずっと聞き続けるからね♪
そしてあなたの投げかけた言葉通り
いつも、愛し合っていたい。

2009-04-24

まもなく


まもなく、
私の大好きな五月がやってくる。
たまらなく大好き。
庭のジャスミンが咲き出し、
近所のそこここには、アイリスのすっとした花が顔を出す。
風も薫る五月。
車を運転していても、お店で働いていても、お友達とおしゃべりしていても
自分がelle decoの中か、映画のワンシーンの中にいるような豊かな心地よさを憶える。

五月生まれなんです。
この月にうまれたことがとっても嬉しい。
うまれた年もうまれた月日も、時間もすごく気に入っている。
午の年、午の刻うまれ。テカテカの太陽っこ。
誕生日占いの、この日生まれのタイトルは”自然な魅力のある人”
この日生まれの人への、瞑想の言葉は”教師とは、自分の力で勉強することを生徒に伝える人”(頑張ります。笑)

誕生日のその日がやってくると
もう、何年くらい前からだろうか
あるひとつのコトをすることにしている。
それは両親に”この世に産んでくれてありがとう”
と、伝えること。
面と向かっては恥ずかしいので、電話する。
そう伝えると、本当に嬉しくってありがたくって涙がぽろぽろ出てくる。

そんな五月生まれの私です。

2009-04-18

久しぶりにCDを買った


久しぶりにCDを買った。

いいね、CD買うのって、
一回しか出来ない開封作業。
音源をオーディオに入れて、ゆっくりとライナーノーツを読む。
この中でしか知ることが出来ないネタの宝庫や
原文の詩、そしてその意味を確かめて歌声を楽しむ。
忘れてたなあ、こういう楽しみ。

昨今は、”これ聞いてみて〜”と言っていただく方が多かったCD。
服でも靴でも本でも、何でもそうだけど
やぱり自分で買って楽しまんといかんね、
大切にする度合い、そのものに対するリスペクト具合が全然違う。
ダウンロードだと、その曲がどうやって出来たのか
なんか、ミュージシャンへのリスペクトが少なすぎる気がして
なんだか味気ない気がする。


昔はよくCD買いに走り回ったもんだったなぁ。
渋谷や六本木のWAVEや、HMV、ライオンレコード(だったっけ?)、
新宿西口にある、中古レコード屋さん。
ワールドミュージックコーナーに何時間も入り浸ってた。
渋谷のWAVEでは、よくYOUちゃん
(当時はフェァチャイルドのYOUちゃんだった。)
もゴロゴロしてずっとCD屋に居着いてたな。

レコードからCDにに切り替わるときのタワレコでは
minouと一緒にロックの名盤レコード山ほど買いあさったな、懐かしい。
まだ、あの頃のレコードとっててくれてるよね?
なかなかあの当時はレゲエのレコードなんてどっこも扱ってなくって、
高田馬場のオパス1だったっけな、
あそこで、ジャネットケイのレコード見つけたときは嬉しかった〜
ヘップトーンズの“sea of love”なんか、ロンドンの道売りかなんかで
テープで見つけて、飛び上がるほど嬉しかったし…


ワールドミュージック好きが高じて
わが弟にも、
”レゲエとかスカ聞こうよ〜、ワールドミュージックだよ〜”
と小生意気なことを抜かし、
大学を卒業する間際まで、彼がバイトで働いていたCDショップに
そのままいることにおおいに賛成した私だった。
結局そのままCDショップに在籍したことは結果よかったみたいで、
その後めでたく正社員となり、仕事でグラミー賞が見に行けるまでとなる。
えがったえがった。

そんな彼が、私がイタリアに住んでいたときにとっても素敵なプレゼントをくれた。
レゲエ好きな私たち、
ホームシックでめそめそしている私に、彼から一通の手紙。
中身はBob marleyの"no woman no cry"(泣かない女はいない)
という歌を彼自身が独自で和訳をしたもの。

これ、泣けました。(今でも、私の大切な宝物のひとつ)


やっぱり音楽っていいよなぁ〜
no life no musicってよく言ったもんだ。


で、今回買ったCDはこれ!
Ultra Orange & Emmanuelle
いや、久々、ガツンと来ました。
ただ今、車の中で、チョーヘビロテ♪
ルースターズ+シナロケ&フランスのエスプリって感じです。
あえて、フランス人が英語で歌ってるとこがニクイです♪

2009-04-17

その人をつくってきたモノ


世の中には一人たりともおんなじ人なんていない。
うちの弟は双子ですが
小さな頃や今でも、とってもよく似ていますがそれは似て非なるもの。

人はその外見、中身が時間をかけて形成されていくもの。
いくつかの歳までは
たくさんの人に育てられてカタチつくられていっているけれど、
ある程度の年になってくると、
かなりの自己責任。

いえね、なんでこんなコト言うかっていうと、
先日(まだ、もう少し寒かった頃ね)
朝、近所のスーパーを歩いていたら
同業者の友人に会いまして、開口一番スーパー辛辣な一言、
”あれっ?マコちゃん、シルエットが今までと違うよ、太ったろ?”

ガビ〜ン!!
ムカッ!
(あんただってぇ〜×××!!!、と言いたかったところをぐっとこらえ)
”そうかね、いかんねぇ〜”
とそそくさに答えその場をさった。

いえね、わかってたんです。
はい、太りました。
正直なお言葉ありがとうございます。

その日より強化ダイエット&今まで以上の運動量に速攻きりかえ!

はい、おかげさまで、ただ今ほぼもとの体に戻りました。
ハ〜、あの時、ああ言ってもらってよかった。


と、いうことで、日々のからだなんて
自分で勝手に形成してるんですよね。
その体のカタチをキープするために
夜な夜なお酒を飲む。
そのおなか具合をキープするために
また、甘いものに手を出す。
その曲がった背中をキープするために
また同じ姿勢を保つ。

これは外見。
ま、中身も然りですわな。
誰がしろとも言ってない自分で選んだその仕事や状況で
その人の人格は出来ていく。
やる内容をコロコロ変える人は
そういうタイプの人。
何かの一貫性を持ってコツコツと仕事に打ち込む人は
その後にその道のプロとなっていく。
これあたりまえの事。

自ら選んで過ごしてきた時間と、
出会った素敵な人たちを大切にしていき
出会う人に不快感を与えない程度の格好をキープしていくと
その相手からも、自然と認められるようになっていき
素敵な会話が出来たり、素敵な行動がともに出来たりする。

そうやって
人生は豊かなものになっていくような気がするなぁ〜

2009-03-29

久しぶりに読んだ。


久しぶりに頁をめくった
パタゴニアの本。
発行されたのは1998年
私にとって人生の転換期だった年。

かれこれ十年も前になるけど
この本に書いてあることには
新鮮さがいっぱいだ。


Going back to a simpler life is not
a steep backward;rather,returning
to a simpler way allows us to regain
our dignity,puts us in touch wish the
land,and makes us value human contact again.
               by Yvon Chouinard
よりシンプルな生活ー
そこへ戻るのはむしろ
前身なのだ。シンプルになることで
私たちは尊厳を取り戻し、大地と接し、
人と人とのふれあいの大切さを、もういちど
学ぶことになるのだから…
イヴォン・シュイナ−ド

久しぶりにめくったパタゴニアの本。
そこに書いてある
how to break the rule PATAGONIAN100ヶ条 our life on the earth
を、噛みしめて読んでいる。

1、ルールは盲目的に従うものではなく、自分達でつくるものである。
2、過ぎ去りし日の栄光、成功をひきずらない。
3、夢中になり悪戦苦闘することが仕事であり、それは決して苦労ではない。
4、我を忘れることが遊びである。
5、何事も閃いたり、思ったら、まずはアクションをひとりでも起こす。
6、お金のかからない自分なりの贅沢を知っている。
7、無駄な生活用品よりも趣味に関するものの方が家に多い。
8、業界づきあいは必要最低限にとどめる。
9、神出鬼没
10、単純なくりかえしの作業に神経を集中することが出来る。

11、神は決して人の姿をしていないと思う。
12、利害関係でない人間関係に恵まれている。
13、プロの物書きではないが文章を書くのは好きである。
14、投機的なることにはいっさい興味がない。
15、寝食忘れて物事を追求してしまう。
16、太陽系の中のひとつの惑星に自分は生きていると感じることがあり、神秘を知る。
17、生きることはユーモラスなことだと笑うときもある。
18、ハードなときでも人生や仕事を楽しむこつを知っている。
19、大人の常識よりも子供の奔放さに未来の姿を見る。そして感心する。
20、生活習慣のひとつに日記やスケッチがある。
21、インスピレーションやテレパシーに満ちた生活を送っている。
22、およそ営利目的だけで作られた新製品には興味がない。
23、名コックの料理もいいが、山の上で渇きを潤す一個の果実の美味を愛す。
24、美術館の中の高価な美より日常生活の中に在るさり気ない美を愛す。
25、人は誰しもアーティストだし、そうあるべきだ。
26、クリエイティブな作業に没頭しているときに生きる悦びさえ感じる。
27、歩いていけるところならば、車には乗らない。
28、子供の頃から好きで、ずっとやり続けていることがある。それがあるから自分だと思う。
29、モノに関する名称よりも、自然に関する名称をよく知っている。
30、動物との共生感が人には絶対に必要な感覚であると信じている。動物は魂の友である。

31、山や海は聖書以上の偉大なバイブルであると感じたことがある。
32、喜びや富は多くの人と共有すべきものである。
33、悲しみは自分だけのうちにひっそりと秘め大事にすべきもののひとつである。
34、文明ということでいえば、先進国より未開社会に真価をみる。
35、マス・メディアを信用しない、観ない、読まない。
36、都市での流行現象に無関心のうえ、他人を意識したファッションを着ない。
37、どんな問題も頭で解決するものではなく手と足を使い解決する。
38、過ち、失敗からは逃げず真剣に取り組む。
39、手になじんだ道具を使い、創造する趣味がある。
40、コレクターではないが、愛着のあるものがたくさんあり、大事にとってある。

41、50歳を過ぎてから信念と確信に満ちた仕事を始める。
42、生涯一職人的なスピリットを持った自由人であろうとする。
43、人は誰しも何らかの使命を持って生きるべきだと思い、それを実践している。
44、仲間たちとの仕事、遊びであれば思い切りエンジョイできる。
45、原点が何であるかを知り、そこに戻らず、よりよい方向へと前進する。
46、人と能力を競い合うことよりも高めあうことに興味がある。
47、いくつになっても自然に対する驚きを忘れない。
48、ネクタイ、スーツが仕事着だとは思わない。働きやすいスタイルが一番。
49、テキパキと仕事をこなしてしまったら、勤務時間中でも後は勝手。
50、知的な好奇心と体のはたらきがひとつである。

51、人と人の出会いからすべてははじまり、そこに未来が開かれていった。
52、誰も進まなかった道を先人たちの残した英知をムダにせずに歩む。
53、組織はシステムではなく個人が解放されるサークルであるべきだ。
54、何よりも自己の健康の管理が大切である。と同時にメンタリティの自己コントロールも。
55、フラストレーションを決して他者にぶつけない。
56、音楽の響きの奥に感情の源を知る。
57、エゴがある限り、それをのぞむ限り、人は何も得ることができない。
58、町内の人々と親しく長いつきあいがある。街にも通じている。
59、酒場で決して社会、会社、家庭の自慢や愚痴をいわない。
60、よきライバルである親友たちに恵まれている。仕事でも遊びでも。

61、超自然、非科学的世界におけるフォースを信じる。強い関心があり調べたりもする。
62、何事も決断が早い。
63、体験したことのないことを知ったかぶりして批判的に語らない。
64、年少者であれ年配者であれ年の差を超えて、よき人生の友となれる。
65、道具とは社会の中のルールではなく、地球そのものに対する愛であると思う。
66、前例のないことでも,正しいと思えばやってしまう。
67、他人の意見を尊重するが、自分の意見は曲げない。
68、大自然を前に神を感じたことがある。
69、飛行機では行くことの出来ない旅先に憧れ、何度も実際に行ったことがある。
70、心の通った握手のやり方を心得ている。

71、天体に関する忘れがたい思い出がある。
72、旅行以外のときは手ぶらで暮らすのが性に合っている。
73、昼と夜の過ごし方のメリハリがハッキリしている。
74、いくつになっても、たえず何か学ぼうとする。
75、鍵の数だけ人は不幸であり,富なるものも、その鍵と同じである。
76、シンプルな生活ほど人の強さをあらわしている。
77、テレビを見ることは、ほんの気晴らしである。観ないに越したことはない。
78、家族内での断絶はない。
79、自分独自の人生経験にのっとった暦がある。
80、一人暮らしの不自由さは感じない。

81、休日に退屈を憶えることはない。気の向くままに行動している。
82、カルチャー・ショックにより自分自身を強くすることがある。
83、いつも太陽と月が気になる。
84、計算よりも偶然のなりゆきに事の本質があることを知る。
85、自分が心安らげる場所が何処かよく知っている。
86、盛り場よりも”外れ”のちっぽけな街を愛する。
87、マネー・ゲームのために結束し,抗争はしない。そんなゲームからはおりる。
88、古き佳き時代の音楽やアート・オブ・リヴィング、詩、人を愛する。
89、女子供という見方,扱い方をした事がないー男ならば。
90、他人のプライバシーをのぞきみたり、干渉したりするようなことも,気もない。

91、肩書きで相手をみない、そんなものに惑わされない。
92、東洋的、日本的な文化や精神世界への感心がある。
93、何であれ、他人のことをうらやましいと思ったことがない。
94、どんなに忙しくても、本を読む時間はつくる。
95、遊び友だちとの笑いに満ちた長く自然のつきあいがある。
96、ネイティブ・ピープル・かルチャーに尊敬の念を抱く。
97、臨機応変の生き方をしている。
98、それを欲しているうちには、それは本当に手に入らないことを知っている。
99、海と山で、この地球のことを学び、街で、人生のことを学んだ。
100、はじまりは終わり、終わりははじまり……であると知る。

2009-03-25

いい顔


日曜日の昼下がりに、
お店の入り口に立って”わかる?”と、ひとりの女性が入ってきた。
からからと記憶をたどり、
知っている顔だと認識する。
長いこと客商売をしているので
はたして何か印象深いお客さんだったっけ、この人?
思い出した。
中学校の時の同級生。同じバスケ部でキャプテンしてた彼女だ。

〜BGMはこれでどうぞ
 http://www.youtube.com/watch?v=CfDKeLp4TuI

懐かしい記憶が頭の中を旋回し、
彼女が最近でも仲良くしている数人の友人の近況を聴いたりした。
〜お店を続けてて、こんな時にいいなって思う。

数日経って一枚のハガキが届いた。
その文面は
『先日は数十年ぶりの出会い嬉しかったぁ。
 そしていい顔してたぁ。
 お店でゆったりとしたときを過ごすことが出来ました。
 本棚の書物を見ながら
 過ごしたほんの一頁をのぞいた気持ちでした。
 同窓会で皆に会っても
 それぞれの人生を楽しみ
 時に憂いたり…
 大人になっていくのも悪くないかな。
              ○○だよ〜ん』

嬉しいハガキだった。
まずはそれが届いたことが。
そして書いてある文面に。

はたしていい顔なんだろうか?本当に
実は昨日の方が、いや、昨年のほうが、
いや、もしかしたらこの夏の方がいい顔なのでは?
よけいなことを考える。

同い年で、同じ時間を過ごしてきた彼女と私。
あの頃の未来に僕らは近づいているのかな?

いろいろな思いを噛みしめ
届いたはがきを眺める私だった。

2009-02-27

幸せのカタチ


幸せってナンだろう。
幸福ってナンだろう。
ふとそんな事を考えていて、
実は、過ぎ去ってからでないとわからないのではないかと
思いついた。

今、実はとっても幸せの中にいるのに
様々なカタチでのアクシデントがあって、
はじめて、
”今まではヨッカタよなぁ〜”
”あのときは平和だったわ”
”あの日は幸せだった。”
”あの瞬間が嬉しかった。”
と、感じるのではないかと…

ここんとこ、
繰り返し繰り返し読んでいる本がある。
BOOK OFFでふと、しゃがんだところで目についた一冊の本。
これがなかなか素敵な出会い。

亀井勝一郎さんの『思想の花びら』〜もの思う人のために

この本にこう書かれている。
『人間は言葉によって欺かれやすいものだ。
 幸福という言葉があるおかげで、
 我々はどれほどの瞑想にふけっているか。
 仮にこの言葉がなかったら我々は不幸だろうか。
 私の言いたい事は、幸不幸という観念に惑わされることなく、
 日々の義務を果たせということだ。
 一日の労苦は一日にて足れりである。
 その労苦の中に見いだされるささやかな喜びを
 味わうことができれば幸いである。
 それを味わえない人は、
 どんな大きな幸福をも手にすることはできないであろう。

 大きい幸福というものはないのだ。
 あらゆる幸福とは、
 日常的な、ささやかなものに過ぎない。  
 空想してはならない。
 不平家とは幸福についての空想家であって、
 自分と他人とを比べてはいつも嫉妬心に悩まされている。』


あ〜、素敵に凝縮されて的を得た文章。
そう、日々のささやかなものに幸福を感じないとね。

そして、ときどき自分の今まで歩いてきた路を
ふっと振り返ってみた時に、
その道筋を見てふっと笑えるようなのがいいな。
辛かったことも、大変だったことも
笑えたことも、悲しかったことも
それらがいろんな色で描かれているのを
微笑んでみれる心。

その本には、こうも書いてある。
『幸福は微笑のようなものだ
 微笑はしようと思ってできることではない。
 自然に静かにわいてくるものである。』
  
いいね。

2009-02-11

意中の人について考えてみた…


お友達のたいっちゃんが、
ちゃんとチョコレートは意中の人にもですよ。
というお言葉を頂き
意中の人について考えてみた。

もね、最近ね
この人にメロメロな訳なんです。
昨年、中頃からぽろっと聞き始めた彼の声。
(たまりません、もろ好みです)
出所がね、尼ぁ〜ってのもいいです。
日本一正直もんが住んでいる街。(とくにおばちゃん)
ここ出身の人で嫌な人にあった事がない、私。

生い立ちも素敵で
最終的にはそれが必然であっただろう
すばらしき偶然のような
幼稚園や小学校での
彼のその後の人生を左右するであろうすばらしき友人たち。

話の端々に出てくるすばらしい比喩力。
バッグに落ちたスィートチリソースの事を
誰が、“なんともオリエンタルな香り”なんて表現できるだろうか!
大風呂敷を広げる友人を
“大陸的発想、ボーダレスな感覚…”と言えるか!
話の影でこそっというう
”ありがとうなぁ〜”
”たのしいなぁ〜”
と、ぽろっと出る人の良さ。
心ある人に決まってる!!

いつか会えると嬉しいなぁ〜
ご来店はもちろん嬉しいし、
一緒にご飯食べれたりしたら、もんのすんごく楽しいんやろなぁ〜

そ、あった事ありません。
が、目下トップクラスの意中の人。
高須 光聖さまぁ〜http://www.mikageya.com/

マッちゃんと二人でトークの深夜ラジオ放送室での、
若干男尊女卑的な発言が、
反対にグッときます。
男の本音の中に、男のロマンと優しさを感じます。

あぁ、会いたい。

2009-02-07

スーパー占いVOYAGER〜その後


昨日探し物をしていて、
ひょんなところから、ひょんなものが出てきた。
以前付き合っていた彼と、
たしか、ボーリング場の横にあったゲームセンターみたいなところでじゃれあいながらやった
相性占い
二人の生年月日と名前と血液型を入力して
その後の二人について占うもの。

占ったのはたぶん’97年くらい
占う日は2000年の二人の行く末
だめだ、あたりすぎている
読み返してはニヤニヤ笑ってしまう。

男性の性格1              女性の性格1
明るい性格で表現も豊かな人です。    あなたは責任感が人一番強いようです。
ただ短気で               また、苦労を苦にしないタイプです。
根気に欠けるところもあります。
金銭感覚が甘くなかなか太っ腹の
タイプのようです。   

男性の性格2              女性の性格2
別の角度から判断しますと、       別の角度から判断しますと、賑やかな
自信過剰で気分屋です。         言動をする人です。
短気な割にクヨクヨしています。     また、よくしゃべります。
衝動的行動が多く金銭感覚が甘い     反面孤独で寂しがりやでシャイな面も
ひとです。               あります。社交性があり人付き合いが
女性のたのみならホイホイ安請け合い   よく異性にモテます。
します。                表現力は豊かな人です。
彼女と一緒の時でも他に目移りする人
です。    

男性の浮気運              女性の浮気運
あなたは機会さえあれば浮気のひとつ   あなたは本当に愛する人意外には興味
もしたいと思っているはずです。     を見せません。
彼女の前でもモテる事          しかし浮気願望はあります。
を何気なくアピールしがちです。
今、浮気をしたがっているようです。   あなたの浮気指数は47。
浮気指数は67

結論1                 結論2
あなたは彼女の事を真剣に考えてい    二人の結果をあなた側から判断しますと、
るようです。              あまりパッとしないカップルになりそう
かわいさのあまり彼女を束縛しない    です。自然に別れそうです。
ようにする               二人の相性指数は31
こと。また、デートの度にエッチを
要求しない                   
こと。彼女があなたを幸せにしてく 
れる確率は                  
87%。


もう笑えてたまりません。
この当時の彼にはたま〜に会います。
確かに自信過剰で気分屋。
確かに太っ腹。
そして別れを切り出したのは私。

いろんな思い出が頭の中を駆け巡ります。
よく喧嘩したなぁ〜
彼とたくさん楽しみたいぶん、仕事もおもいっきり頑張ったよなぁ〜
さ、察しがつく方は一緒にニヤニヤしてください。   

2008-12-20

恋するコンピュータ


『恋するコンピュータ』という本を書いた、黒川伊保子さんの講座を聴きに行って来た。
なんて素敵な女性なんだろう。
講座の時間は2時間半。そのほんの短い旅はあっという間に心地よく過ぎていき、
できる事ならばその三倍くらい、まだまだず〜っと滑らかで美しい彼女の話がきいていたかった。

彼女が唱える通り、本当に『言葉』って大事なものだなって思う。

彼女が言う、『感性』とは、脳の気分に気付く力。ふむふむ
感性が豊かな人は、●気分を言葉や造形、音楽などで表現できる。
         ●人の気分を察知でき、上手にフォローできる。
         ●市場の脳の気分を察知できる。(企画やデザインに向いており、一流デザイナー等がこの領域にいる)
この感性というものは、鍛える才能ではなく道具なんだそうです。

この感性を表現するものに、なくてはならない言葉。
ソクラテスも言ってるそうです
『美しい言葉とは、模倣の完成度の高い言葉』だと。
私たち日本人が話す言葉、
そのア行にもカ行にもマ行にも、イ段にもウ段にも科学的な根拠もふまえて
とても意味深いものがあるようです。

感じる言葉は、語感と実態が一致すると、とっても気持ちがよく
それは、年齢性別によって異なっており
時代の感性にあった語感は気持ちがいいんだそうです。

では、講座の中で聴いた素敵な事柄をお裾分け

『はい』が美しく言えない人は出世しない。
電光石火の早さの音の『は』
前向きの意思を伝える『い』

『ありがとう』
咽の奥までさらける『あ』
振動を重ねる『りがと』
内にしまい込む感じがする『う』
これらはこんなにも私の中に入りました、というなんともうれしい感謝の意味。

謝り方も習いました。
くわしくは黒川先生の本を読むなり、うけうりの私に尋ねるなりしてください。

あ〜おもしろかったぁ〜

2008-12-01

レヴィ・ストロースの庭


多摩美術大学の教授で写真家の港千尋さんをゲストに迎えての
”リベラルアーツ講座”なるものに行って来た。

初めて足を踏み入れた九州大学箱崎キャンパスの構内。
そこを歩く私たちは他の人から見れば、ものすごくおばかに見えているんじゃないか?とビビりつつ会場へ足を進める。

今回の講座のテーマは『映像の世紀から記憶の世紀へ』
はたして理解できる内容なんだろうか?

講座が始まる。

記憶というものは再生するものであり、
蛸壺化しているメディアの中で、感性をどう使っていくかを提議された。

この日、百歳の誕生日を迎えるという、仏の哲学者であり人類学者のクロード・レヴィ=ストロース。
彼の簡単な略歴から、話が始まり
その生きざまの中で要となってくる、ブラジル滞在。
その後のフランスでの日々。
そこに知性と感性によって、
人々がどんな風な歴史を刻んできたかをわかりやすく解説してくださる。

次に、モノクロという日本でしか使わない白黒の意味の言葉。
そのクロにあたる”クロマティック”の持つ二通りの意味。
それは色彩用語であり、音楽用語にもなる。
クロマティックから、話はどんどん膨らみ
港先生が体験した洞窟の話し、
ニュートンが発見した虹の七色の話し。

そして、講座が終わってから
鍋をみんなでつつきながら、こっそり教えてもらった
この、『レヴィ・ストロースの庭』に隠された秘密。

この日に聞いた数々の話しはあまりにもファンタジーで
私はメルヘンの世界に行って来たような気すらした。

2008-11-25

素敵な人



うちのお店には私にとって
時として、すごく素敵なお客さんが来てくれる。
彼女は東京と福岡で仕事をしている女性(ひと)。
美しくって、
いっつも素敵な帽子をかぶってやってくる。
カウンターごしに話をしているとボーッと見とれてしまう。
やっぱり目の前で話す人は
見た目に美しいに限る。
美人は三日で飽きるなんて誰がいったんだろう?

私よりかなり年上の彼女は
もちろん博識で
でも、私よりとっても少女だったり
変なところで世間知らずだったりする。
だからよけいに
年下の私なのに
可愛いなこの人って思ってしまう。

そんな彼女と
いろんなお話をする。
時には経済のこと、政治のこと
哲学的なこと、恋愛のこと、家族の話
それは様々。

彼女がすごくうれしいことを言ってくださった。
私がひとりで行けるお店は
福岡ではマコちゃんのお店で
東京ではT.Jさんのお店くらいしか無い…
へ? T.Jさんのお店って
あの映画にもなったことのあるお店を経営する方のお店。

その東京のお店で彼女は
とても素敵な人に出会ったとお話ししてくれた。
世間では、あまりいい人で通っていない方なのだが
(T.Vにも出るような方)
対面してあってみると
全く違う人格の人だったと。
そして、すごくオーラを感じたと。

ある人が教えてくれました。
オーラってのは当の本人が発するものではなく
ある人を見て、見たその人が感じるものだと。
あぁ、そうなのかも…
と思いました。

年に何回かの彼女の来店は
ある決まった曜日の夜遅く。
常識人の彼女は
どうしても今日そっちに行きたいんだけどと
連絡をくれる。
毎回、楽しい話しができるコトは分かりきっているので
どんな時間になろうとも
彼女が来る日は店の灯をともして待っている。

お店って
素敵な人たちによって
育てていってもらってると
頑なに信じているから…

2008-11-18

武士のこころ


昨年幕末の情勢に興味を持ち、
中でも吉田松陰の生きざまに魅了された。
幕末の武士。
春に行った荒立神社で神主さんがしきりに私に棒術の話をされた。

近所の先生が、
すぐ近くの小学校の体育館で今度から開講しますよと
初夏に誘ってくださったのをかわきりに
古武術の棒術を少し習っていくことにした。

この歳になって
こんな風な習い事をするなんて夢にも思っていなかったのだが、
やってみると奥が深い。
稽古場では周りに段持ちのきりっとした諸先輩方々。
なんともかっこいい。
お稽古が始まるとなんとも気持ちが研ぎすまされ
精神が統一されだす。
以前習っていたお茶とおんなじ。
悩みや私的な考えはいっさい吹き飛ばされる。

さてこの武術がすこ〜しおもしろくなってきたところで、
剣の達人のことが少し知りたくなってきた。
本屋さんへ行ってうろうろ。
さて何を読もうか?
ふと手にとった一冊の本
吉川英治 『宮本武蔵』
私の頭の中にある彼の知識と言えば
“巌流島””剣の達人”…以上
どんな人なんだろう?どんな話なんだろう?
少し巻頭をパラパラめくってみる。

はしがきにこう書かれている
〜京都の桜の画家といわれた故K.U氏は、
 生活苦のはて、一家心中をこころにきめた日、
 たまたまその日の夕刊に、武蔵が浅間山を登る一章を読み
 死を思いとどまったのでしたと、

他にも著名な水泳の選手や、将棋士の方々が
この書のどこかを自信の精進に生かし得たと〜

読みたくなった。

二週間前に読み始め、
お店にいらっしゃるお客様が
くつろぎの時間に私を必要としない時には格好の読書タイム。
暇を見つけては読んでいる。

お店にやって来たウサギさんに
“今、宮本武蔵読んでるんだぁ〜”
と言うと、
“吉川英治の?何巻あったっけ?”
“8巻”

実家の母にも
“今宮本武蔵読んでるんだぁ〜”
”おもしろいでしょう〜
お母さんが、小さかった頃にはマンガも無かったからねぇ〜
宮本武蔵なんかをむさぼるように読んでたわよ。
毎回ワクワクしながらね。
今、どんなとこ?”

周りに読んでる本のことを即答してくれる人たちがいるのはとっても嬉しい。

この宮本武蔵というひと
かなりの男前。
私は軸がしっかりて、意志の強い男の人が主人公の小説が大好き。
過去に思い出されるのは
船戸与一のたくさんの本に出てくる主人公だったり、
檀一雄の”夕日と拳銃”に出てくる麟之介だったり…
武蔵も強い、
何度も何度も死にかけるのだが
その度に強くなっていく。
それは剣の腕が強くなるのではなく精神が。
無駄口を叩かず(叩くことができない)
人から罵られようとも食って掛かっていかない。
ただただ、剣を愛している。
そして人を憎まない。

そしてそこに寄り添う
なんともこころある登場人物たち。
読み進んでいくに連れ痛快。

舞台背景も行ってみたことがある
一乗寺だったり、鴨川のほとりだったり
三井寺だったり、高台寺だったり
あの道を武藏や小次郎やお通さんも歩いたんだなと思うと楽しい。

やっぱり日本のこころ
大和魂は
本当に美しいなと
凛としているなと思う。

私が棒術を楽しんでいるこころには
ただ、男勝りに強くなりたいのではなく
強い彼らのほんの欠片でもいいから
その神髄を覗いてみたいというところにあるんだろうと思う。

2008-10-19

roostersな夜


ア〜なんとも昨日は、
楽しい日でした。

朝からは近所の桜井神社のおくんち祭。
昼は、お店も賑わい、ぱきっと仕事をこなしました。
まるで私の気持ちがわかっているかのように
夕方パッタリお客さんの足がとまる。

さくっとお店を閉め、
街へ向かう。
向かう先は、Logos。
~池畑潤二50thアニバーサリー"BIG BEAT CARNIVAL"~

会場前に入れない当日券の人が並んでいる。
中に入ると扉のところまでビッチリのひと人人…
サヨコとユキと待ち合わせしていたんだけど、
これじゃぁ、どこにいるかさっぱり解らん。
ステージでは石橋凌が歌ってる、
それもなんとルースターズの曲を!
この人のあの眼力付きで
”やりたいだけ”
を、歌われた日にゃぁ〜 ね〜 かなり怖いっす…笑

ステージには、続々と
めくるめくようになんともロックなミュージシャンが登場してくる。
ヒートウェーブ、ベンジー、R&Rジプシーズ、
どのバンドでも池畑さんドラム叩きっぱなし。
格好良すぎですこの方。怖いです、昔も今も。
北九のにおいプンプンです。
超超男前!!
こんなん前で観んといかんやろう!
と、意を決しひとり前に突き進むと
何の事はない、そこにはちゃんと前から三列目程度に
サヨコとユキがおった。
なぜか隣には高校の頃ちと、憧れ気味だった先輩。
最前列にはnicoタシちゃん。(口開いてましたがな!笑)
いきなり気分はウン10年前にタイムスリップ!!

あ〜そして待ちに待ったルースターズの登場!
最初の曲は、ROSIE
泣きそうでした。
相変わらず逆手弾きのギター。


思い出せば中学生の時に
はじめって買ったLPレコード(確かシャネルズだったと思う)
のおまけになぜかついてきた
廃墟に細いネクタイ締めてにらむように経っている4人組のポスター。
これが私とルースターズとの初めての出会い。

最後に演奏した"GIRL FRIEND"
まさか聞けるとは思ってなかったから感激でした。

ライブが終わって山ちゃんで
山ちゃんスペシャルのタレでレバ刺しをつつきながら
一緒に行ったサヨコとユキと
『私たちが高校生の頃に聞いてた曲は間違いじゃぁなかったねぇ〜』
と、気持ちを確かめあい、美味しくビールをいただく。
そして、三人の興奮は覚めやらず、
友人の結婚式の二次会へ突入。
この時点で11時半。
久々に会う友人たちとわいわい盛り上がり、
サヨコ宅へ帰宅。

のはずがタクシー降りたところがハイサイの前、
バカな二人は〆のビールを呑んでから寝よう!
と、ハイサイのドアを開け、深夜までのみふけっていたのでした。

2008-10-15

遠くの人と近くの人


先日作家活動をしている友人が
自分の作品を新しく出来たギャラリーに見てもらいにいった。

その友人は初めてあったギャラリィーの人に
こてんぱんにやられて帰ってきた。
その帰り道で、私に電話をかけてきて
“もう、泣きそうだった。”と

フンフンと話を聞きながら
実は私もそのギャラリィーの人と同じ思いも、もってるよと
伝えた。


いつかなにかにこんなことがかいてあったのを憶えている。
『遠くの人には本当のことを言っていいが
  近くの人には最善の注意をはらうように』
みたいなこと。
この言葉にはいろんな意味が含まれていると思う。

距離がある人や、
あまり親しくない人
日ごろ身近にいない人には
自分の意思をまんまぶつけてもいい。
それはそこから新しい友情だったり、
ビジネスや社会がうまれてくることもある。
もしくは、言ったところでその人との距離が助けてくれることがある。

近しい人には、ひとはやさしくする。
簡単に言えば嫌な思いをさせないためだったり、
その人との関係をこわさないようにするため。
うまく出来ていないモノでも、
その人との間柄でお世辞を言わなければいけない状況もある。
いつも近くにいるために、
その和をこわさないように努めなくてはならない状況もある。
その他いろんな形態が考えられるだろう。

そんな言葉を思い出しながら
この友人と話した。
〜いいことだよ。
 周りの友人は、あなたの作品を”いいね””すごいね”とは言うけれど
 どこがどうとかあんまり言わないよね。
 それに比べてそのギャラリィーの人は
 具体的に、ここはどうしてこうなった?
 なんでこんな作品になった?
 と、尋ねてきた。
 これは涙が出そうなくらい落ち込むことではなくって
 よく考えてみればとってもすばらしい、
 ステップアップのきっかけだよ。

見ず知らずのギャラリィに尋ねてきた一作家に
ここの人は本当のことをいったんだろうと思う。
これは信頼のおける言葉だと思う。
だって、その人はこの作家の友人を
憎んでいたり、恨んでたりして陥れようとしているんではないもの。
もっとよりいいモノを作れ!
という言葉の裏返しなのだから。