2006-07-24

SAYOKO


ひさびさ佐予子からメールがきた。今、福岡に向かってるらしい。彼女とは20年以上のつきあい。小倉出身の佐予子は短大に通っているときに薬院で一人暮らしをしていた。このひとり暮らしというのがなんとも魅力的でしょっちゅう泊まりにいっていた。ただで泊まるのはよくないと思い一人暮らしを気づかってか、泊めてもらうときに私はいつも手みやげとして牛乳を一本持っていっていた。あとで聞いたが彼女は牛乳嫌いだった。ある日彼女の家に泊まっていた。私が先に彼女の家に着いていて先に寝ていた。深夜酔っぱらった佐予子が帰ってきた。玄関を開けるとすぐのユニットバスに入ったままでてこない。のぞいてみると便器の的を外しゲロまみれのやつがいる。彼女の服を全部脱がしシャワーを浴びさせ、着替えさせてベッドに運ぶ。明日のことを考えて風呂とトイレを掃除して、佐予子の横に寝た。翌朝、佐予子の一言。 ”ね〜なんであたしパンツはいてないの?”しるか!んなもん!パンツくらい自分ではけ!

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