2008-02-03

真珠の日々



天然の貝のなかの小さな小さな粒が、
少しずつ少しずつ大きくなって
白くってプルンとしたきれいな真珠ができていき、
それが日々どんどん大きくなっていくような、そんな日々でした。

毎日が楽しくって、みんながそれぞれ言いたい放題。
火事場から難を逃れてきたケンタロウ。(なんでお皿洗ってる私のチクビを見るわけ?笑)
ハチャメチャなセンスだけど、作るカクテルの手さばきはお見事なホンダくん。
やさしくって人気者のボビー。(どうしてあ〜たのちぎれたチクビに私が絆創膏を貼らなくっちゃいけないの?笑 なんで軽の私があなたのミニを牽引して今宿から諸岡まで行かなきゃイケないの?笑)
静かにみんなを見つめていたシロウ。
みんなから怖がられるくせに妙に甘えてくるマサヒロ。(なんであ〜たのアパートに行って、たった一枚のメモ紙を私が処分しなきゃいけないわけ?笑)
キムタク似で女の子にモテモテだったタカフミ。(なんであんなハムスターみたいになってたの?笑)

雨のなかでの接客ごっこ。
七夕だからって着物を着ての営業。なぜかバカボンになってしまったボビー。
みんなで短冊に、“マコちゃんが結婚できますように”ってそれぞれ判子まで押して書いてくれたっけ。
お客さんが来ない時はかわりばんこにピンボール。
大声で、AP聞いてません!いえオーダーしました!の連発 笑

ひとつひとつの事柄がとってもくだらなくって
とっても重要だった。

この時を境にこの店は急成長した。
一人一人の持っていた才能がいかされた場所だった。


今、思い起こせば、そのひとつひとつが目から小さな粒となって溢れてくる。
ありがとう。
あなたたちとともに過ごした時間はとっても幸せでした。
そう、天然の真珠の粒のように…

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