2008-10-08

やっと



やっと東京ローカル・ホンクのライブが聴けた。

先月末だったっけ、福岡の西に悲しいニュースが流れたのは…
悲しくって寂しくなって
彼らのアルバムをかけた。
涙がどんどん溢れ出す。

音楽ってね、人を助けてくれるんだけど、
この人達の歌は格別。

今回ツボにはまったのは
“お手紙”という曲。
ありがたかった。
元気が出た。


ある意味ね、理想の男性の領域なんだな。
Vo.の木下弦二という人は
いっつも笑ってて、笑顔の威力がすごい。
自分がやりたい放題やってる感じで
でも、すんごくまわりの人に気を使ってて。

本人曰く、
“でもさ、なんやかんや言って俺がみんなの手のひらで転がしてもらってるんだよ。”

うん、(笑)きっとそうだね。
なんか、私と似てる…

こんなにいっつも笑ってる男の人見たことない。
大好きだな、きっと暖かい季節にうまれた人なんだろう。

日曜の昼にミュージックシティ天神に出かけていって
初めて見たホンク4人での演奏。
公園に足を踏み入れた時に最初に耳にした曲は”お手紙”だった。
あの元気づけられた曲が、生で演奏されている。
目頭がじわっと熱くなった。

しかし、警固公園ではドラムが叩けないらしく
パーカッションでの演奏。
演奏が終わってCD売ってるとこに行ったら
涙ぐんで、観に来たことを喜んでくれた。
男の人が女の人の涙に弱いって言うけど
逆もアリだな。
ここで完全にやられてしまって
つい、次の日の浮羽であるライブに足を運んでしまったもん。

ノリで行ってしまった浮羽のライブでは
これまたついた瞬間に機材が壊れて
またもやドラムベース無しでの演奏。
私はもしかしてこの福岡の地では
ホンクの演奏は観れないのではと、苦笑してしまった。

後半機材を入れ替えて
やっと、本来のホンクの演奏を聴くことができた。

じっと聞いていると本当にスルメのような威力を発揮するこのバンド。
ココロにしみ込んでくる。

いいバンドに出会えた。
いつまでもゆっくりと景色を楽しむことが出来る
人々から大切にそして愛されて進む
鈍行列車のように美しく走り続けてほしいと思う私です。

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