2008-10-19
roostersな夜
ア〜なんとも昨日は、
楽しい日でした。
朝からは近所の桜井神社のおくんち祭。
昼は、お店も賑わい、ぱきっと仕事をこなしました。
まるで私の気持ちがわかっているかのように
夕方パッタリお客さんの足がとまる。
さくっとお店を閉め、
街へ向かう。
向かう先は、Logos。
~池畑潤二50thアニバーサリー"BIG BEAT CARNIVAL"~
会場前に入れない当日券の人が並んでいる。
中に入ると扉のところまでビッチリのひと人人…
サヨコとユキと待ち合わせしていたんだけど、
これじゃぁ、どこにいるかさっぱり解らん。
ステージでは石橋凌が歌ってる、
それもなんとルースターズの曲を!
この人のあの眼力付きで
”やりたいだけ”
を、歌われた日にゃぁ〜 ね〜 かなり怖いっす…笑
ステージには、続々と
めくるめくようになんともロックなミュージシャンが登場してくる。
ヒートウェーブ、ベンジー、R&Rジプシーズ、
どのバンドでも池畑さんドラム叩きっぱなし。
格好良すぎですこの方。怖いです、昔も今も。
北九のにおいプンプンです。
超超男前!!
こんなん前で観んといかんやろう!
と、意を決しひとり前に突き進むと
何の事はない、そこにはちゃんと前から三列目程度に
サヨコとユキがおった。
なぜか隣には高校の頃ちと、憧れ気味だった先輩。
最前列にはnicoタシちゃん。(口開いてましたがな!笑)
いきなり気分はウン10年前にタイムスリップ!!
あ〜そして待ちに待ったルースターズの登場!
最初の曲は、ROSIE
泣きそうでした。
相変わらず逆手弾きのギター。
思い出せば中学生の時に
はじめって買ったLPレコード(確かシャネルズだったと思う)
のおまけになぜかついてきた
廃墟に細いネクタイ締めてにらむように経っている4人組のポスター。
これが私とルースターズとの初めての出会い。
最後に演奏した"GIRL FRIEND"
まさか聞けるとは思ってなかったから感激でした。
ライブが終わって山ちゃんで
山ちゃんスペシャルのタレでレバ刺しをつつきながら
一緒に行ったサヨコとユキと
『私たちが高校生の頃に聞いてた曲は間違いじゃぁなかったねぇ〜』
と、気持ちを確かめあい、美味しくビールをいただく。
そして、三人の興奮は覚めやらず、
友人の結婚式の二次会へ突入。
この時点で11時半。
久々に会う友人たちとわいわい盛り上がり、
サヨコ宅へ帰宅。
のはずがタクシー降りたところがハイサイの前、
バカな二人は〆のビールを呑んでから寝よう!
と、ハイサイのドアを開け、深夜までのみふけっていたのでした。
2008-10-15
遠くの人と近くの人
先日作家活動をしている友人が
自分の作品を新しく出来たギャラリーに見てもらいにいった。
その友人は初めてあったギャラリィーの人に
こてんぱんにやられて帰ってきた。
その帰り道で、私に電話をかけてきて
“もう、泣きそうだった。”と
フンフンと話を聞きながら
実は私もそのギャラリィーの人と同じ思いも、もってるよと
伝えた。
いつかなにかにこんなことがかいてあったのを憶えている。
『遠くの人には本当のことを言っていいが
近くの人には最善の注意をはらうように』
みたいなこと。
この言葉にはいろんな意味が含まれていると思う。
距離がある人や、
あまり親しくない人
日ごろ身近にいない人には
自分の意思をまんまぶつけてもいい。
それはそこから新しい友情だったり、
ビジネスや社会がうまれてくることもある。
もしくは、言ったところでその人との距離が助けてくれることがある。
近しい人には、ひとはやさしくする。
簡単に言えば嫌な思いをさせないためだったり、
その人との関係をこわさないようにするため。
うまく出来ていないモノでも、
その人との間柄でお世辞を言わなければいけない状況もある。
いつも近くにいるために、
その和をこわさないように努めなくてはならない状況もある。
その他いろんな形態が考えられるだろう。
そんな言葉を思い出しながら
この友人と話した。
〜いいことだよ。
周りの友人は、あなたの作品を”いいね””すごいね”とは言うけれど
どこがどうとかあんまり言わないよね。
それに比べてそのギャラリィーの人は
具体的に、ここはどうしてこうなった?
なんでこんな作品になった?
と、尋ねてきた。
これは涙が出そうなくらい落ち込むことではなくって
よく考えてみればとってもすばらしい、
ステップアップのきっかけだよ。
見ず知らずのギャラリィに尋ねてきた一作家に
ここの人は本当のことをいったんだろうと思う。
これは信頼のおける言葉だと思う。
だって、その人はこの作家の友人を
憎んでいたり、恨んでたりして陥れようとしているんではないもの。
もっとよりいいモノを作れ!
という言葉の裏返しなのだから。
2008-10-08
やっと
やっと東京ローカル・ホンクのライブが聴けた。
先月末だったっけ、福岡の西に悲しいニュースが流れたのは…
悲しくって寂しくなって
彼らのアルバムをかけた。
涙がどんどん溢れ出す。
音楽ってね、人を助けてくれるんだけど、
この人達の歌は格別。
今回ツボにはまったのは
“お手紙”という曲。
ありがたかった。
元気が出た。
ある意味ね、理想の男性の領域なんだな。
Vo.の木下弦二という人は
いっつも笑ってて、笑顔の威力がすごい。
自分がやりたい放題やってる感じで
でも、すんごくまわりの人に気を使ってて。
本人曰く、
“でもさ、なんやかんや言って俺がみんなの手のひらで転がしてもらってるんだよ。”
うん、(笑)きっとそうだね。
なんか、私と似てる…
こんなにいっつも笑ってる男の人見たことない。
大好きだな、きっと暖かい季節にうまれた人なんだろう。
日曜の昼にミュージックシティ天神に出かけていって
初めて見たホンク4人での演奏。
公園に足を踏み入れた時に最初に耳にした曲は”お手紙”だった。
あの元気づけられた曲が、生で演奏されている。
目頭がじわっと熱くなった。
しかし、警固公園ではドラムが叩けないらしく
パーカッションでの演奏。
演奏が終わってCD売ってるとこに行ったら
涙ぐんで、観に来たことを喜んでくれた。
男の人が女の人の涙に弱いって言うけど
逆もアリだな。
ここで完全にやられてしまって
つい、次の日の浮羽であるライブに足を運んでしまったもん。
ノリで行ってしまった浮羽のライブでは
これまたついた瞬間に機材が壊れて
またもやドラムベース無しでの演奏。
私はもしかしてこの福岡の地では
ホンクの演奏は観れないのではと、苦笑してしまった。
後半機材を入れ替えて
やっと、本来のホンクの演奏を聴くことができた。
じっと聞いていると本当にスルメのような威力を発揮するこのバンド。
ココロにしみ込んでくる。
いいバンドに出会えた。
いつまでもゆっくりと景色を楽しむことが出来る
人々から大切にそして愛されて進む
鈍行列車のように美しく走り続けてほしいと思う私です。
2008-10-05
ひとりで勝手にミュージックシティ〜♪
なんやら音楽三昧な日々です。
昨日は、センチメンタル・シティ・ロマンスのリーダー
告井延隆さんのライブを当店でやっていただいた。
演奏はもちろんさながらすばらしくって、
それ以外のトークがこれまた楽しい方。
竹内まりあさんのバックやってあったりするから、そんなこぼれ話だったり、
“なごり雪”はLet it beとそっくりだということを教えてもらったり、
BeatlesのHard days nightの最初のジャ〜〜〜〜ンのコードはいまだに解明されていないとか
楽しい話がいっぱいでした。
今日はついつい、いやどうしても4人組での
東京ローカルホンクの演奏が聞きたくって
MCT〜ミュージックシティ天神へ行ってしまいました。
もうね、やっぱいいんよね、この人たちの演奏、木下さんの声…
先日彼らのアルバムを聴いていたら
案の定、涙があふれてきちゃって、
“やっぱ、福岡初上陸なんやけん、お店があるとか日曜日とかそっちのけや!”
と勝手に自分で決めつけて日曜日のお昼に警固公園なんぞに行って来た。
(まいった!知り合いだらけやんか!
隣には、うちのお店のコーヒー豆屋さん一家、反対にはハイサイのカワノさん
遠くには派手な花柄のジャケット来たギター人間Y氏
ア〜もう、それからあの人もこの人も…いろいろ…
もうええや!楽しまんと!)
警固公園のAステージに近づいていくと、
大好きな曲“お手紙”が演奏されている。
まいった!涙でてきそう。
この公園ではドラム演奏が出来ないらしく
4人椅子に並んでの演奏だった。
いや、しかし申し分無し!
演奏が終わって、
CD売り場にいる木下さんやメンバーのみなさんにご挨拶。
久しぶりの再会に握手、ハグ!
木下さんの顔をみれば、目が涙ぐんでる。
“ありがとう、すごくうれしい!” と、
いやいや、もう、何をおっしゃる!
たぶん日曜日のお昼にやってくるなんて思いがけなかったんだろう。
お互いに一緒に呑みたいね、って話になり、
いや、間違えた
フルのバンドで今日の夜も明日もやるから観に来てほしいと言われ
明日、浮羽までいくことに決めました。
だってぇ〜、バンドで観たいし〜
そうこうしている途中で
ホンクのあとに出演する、
今野英明君に出会う。
‘97or'98にサンセットライブに出演していただいたんだよな。
懐かし。
”おぼえてますか?”
って声かけたら、もちろんって言いながら、
次に発売される新譜の『ぼくにできること』をプレゼントしてくださって
“来年あたりサンセット復活したいんですよねぇ〜”
って言いながら、いいムードだった。
また、海辺で演奏できるといいですね。
MCT、いいイベントだな。
福岡人の音楽のレベルって全国的に相当高いんだろうな。
道行くおっちゃんもおばちゃんも、
お子ちゃま連れもイケイケねーちゃんも
カンカン集めのおっちゃんも
みんなおんなじ音楽を街角で聞いてて楽しい。
小雨降る肌寒い日曜日の糸島。
人気(ひとけ)が、ありまへんがな!笑
先日届いた、浜口 茂外也さんの新譜”月影の恋”や
今野君の”ぼくにできること”やら
ホンクのアルバムやら
美味しいコーヒー入れて聞いてます。
そう、ひとりで勝手にミュージックシティ〜♪
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