今週の筋トレ http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/index.html
の週報で
(いや、なんともこの丁寧な文章の占いを
毎週末読むのがすっかり私の楽しみになっているんだけど)
こう書いてあって
『青空に大きな白い鳥、足元にピンク色のリボン、
遠くに見えるのは目指しているおおきな都市の影。
今立っている場所の風景は
そんな感じです。 …』
先日友人の家で朝目が覚めて
ふと景色を眺めていると
青空に一羽の白いサギが飛んで来て岩場にとまり
足下の岩の間にピンク色の蛸がへばりついている。
眼下からつづく海の先には岬とそこに立つ家々が見えている。
あれっ、今週の筋トレに書いてあった文章のまんまだと
一人思い出し笑いをしてしまった次第。
遊びに行った友人は同い年の丙午で
この夏にはじめて出会ったにもかかわらず
親、育った状況、親から譲りうけた時計など
かなりの共通項があり
その中でも一番ビックリなのは
彼女が10年前からフィレンツェ在住で
その住んでいる場所が以前私が住んでいた場所とものすごく近いと言うこと。
そんな運命の出会いのような彼女との話は
留まるところを知らず
これは他の人にどれほど丁寧に説明しても伝わらない事柄が
一瞬で伝わる心地よさ。
どんな種類の話をしても
お互いに理解しあう部分が大きいことの悦びを憶えた。
うれしい彼女との語らいの場所は
彼女たち家族が
夏のバカンスに数ヶ月過ごすという
海辺の別荘。
家の敷地内からそのまま海に降りて行くことが出来
隣の家々との間隔がいい感じで離れていて
まわりは森に囲まれている。
なんともすばらしい場所。
夜に朝にと家の周辺を散歩し
彼女の家を出るときに
”いってらっしゃい”
と彼女から言われ、もちろん
”いってきます!”
とこたえた。
帰りの道すがら
めったにこんな気分にならないのだが
また、あそこに行きたいと
ちょくちょくあそこに行きたいと
できる事ならば、いつか住みたいと
そう思った場所だった。