2006-09-22

REGGAEEという音楽に出会った頃


トップを飾って入った短大をいとも簡単に半年足らずで辞め、当時はやっていたマヌカンというやつを天神の松屋レディースでしていた。ビルの最上階にあるその店の前にはその頃にしては珍しいオープンカフェがあった。そのカフェは店を仕切る壁がなく腰丈くらいの柵でかこってあるだけ。その店のウエイトレスの女の子たちはアルプスの少女ハイジのようなワンピースに白いエプロンをつけて働いていてなんともキュート。その店から流れている曲はおおよそレゲエだった。今でこそ大流行りのレゲエであるがレコードすら売ってるところがないくらいの時代でした。そのヨーロピアンな店から流れてくるレゲエのリズムはなんともちぐはぐで、それが私にとってはなんとも都会的でおしゃれな気がしてたまらなかった。その店でよくかかっていたのがこのアルバム。んちゃんちゃという心地よいビートは当時のにおいすら思い出させてくれます。この頃のなんておしゃれな音楽なんだろうという気持ちがいまだに続いています。都会で聞くとよりいっそう都会的な気がし、田舎で聞けばそれはまた風にのって聞こえる。私にとって不思議な魅力のある音楽なのです。

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