2009-11-11

風の強い日に


今日はものすごい風が朝から吹きまくっています。
庭の木々は、すべて風下に向かって頭を足れている。
こんなに風が強い日に外を眺めていると、オズの魔法使いのことを思い出しました。
主人公の女の子ドロシーが愛犬トトと一緒にある日竜巻で家ごと飛ばされてしまう。
そして出会う、脳の無いカカシ、心の無いブリキの木こり、臆病なライオンらとともに
彼らの願いを叶えにエメラルドの都にいるという大魔法使いのオズに会いに行く物語。

すきなんだなぁ〜この童話。
白雪姫にもシンデレラにもあんまり魅力は感じなかったけど、
ドロシーにだけはなりたいと思っていた。(今も、変わらないかも)
ちょうど、今は小さなお家にいて、トトよりもかわいいパウダーがいる。
脳の無いカカシはすぐ側にいるかもしれないし、それは自分かもしれない。
心の無いブリキの木こりはすぐに出会うのかもしれないし、それは自分かもしれない。
臆病なライオンにいつも脅されているのかもしれないけど、それは自分かもしれない。
少女のドロシーはいつも近くにいて私を励ましていてくれているのかもしれないし、それは、私かもしれない。
美しくみどり色に輝くエメラルドの都に、いつかたどり着くことができるかもしれないし、実はこの緑あふれるココがそうなのかもしれない。
全ての願い事を叶えてくれるオズの魔法使いには、すでに出会っているのかもしれないし、これから出会うのかもしれないし、実はそれは自分なのかもしれない。

子供の頃に思っていた童話が、すこし時間がたってから読み返してみると
いろんな見え方がしてくる。

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