2010-02-26

morte


昨日、友人のお兄さんが亡くなり
あぁ、わたしも、もし兄弟が、今亡くなったらどんなだろう
そう思うと、彼女の気持ちはいかほどかと辛くなりました。
彼女の口からぽろっと『うちには子供もいないし、できれば私は主人より先に死にたい』と

生きていく中で誰もが避けられない死。
小さい頃は死ぬのがすごく怖かったけど、今はそうでもない。
人より早くに亡くなったほうが、たくさんの人に見送ってもらえていいのかも?
何ぞと考えてみたりもする。
だって今現在ひとりで暮らしてて
このまま、おばあさんになって、ひとりでひっそり亡くなってたりなんかして
誰にも気づいてももらえないほうが寂しい。
どんな風に私は死んでいくんだろう。

私の理想的な死に方は
もうだいぶ前に読んだイギリス人作家の女性の亡くなり方。
名前憶えとけばよかった…

夫を先に見送ったイギリスの田舎に住む老婦人は、ある日世界中の大切な家族や友人にEメールや手紙を送る。
しっかりと人生を楽しんだ彼女はそのことを友人に伝え
心配しないで大丈夫なことを丁寧に伝え
そろそろのような気がするので明日から食事をとらないことを伝える。
そして彼女はゆっくりと何日かかけて亡くなっていく。

こんな美しい死に方ができるように
まずは、これからの人生よね。

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